高山病は観光地であっても標高2500~3000m以上で注意が必要
標高の高い観光地(当院に受診が多い場所)
ペルー:マチュピチュ(2430m)、クスコ(3400m)
ボリビア:ウユニ塩湖(3700m)
中国:チベット自治区ラサ(3700m)
マレーシア:キナバル山登山(4095m)
フランス:シャモニのケーブルカー終点(3842m)
日本:富士山登山(3776m)
急性高山病の症状
①頭痛、
②食欲不振、吐き気・嘔吐などの消化器症状。
③倦怠感・虚脱感、
④めまい・もうろう感、睡眠障害のうち一つ以上を伴う。
手足のむくみを伴うこともある。
具体的には、鎮痛薬の効かない頭痛、嘔吐、まっすぐ歩けない、傾眠傾向、感情鈍麻、回転性めまい等には注意する。
重症では高地脳浮腫、高地肺水腫が起こる。
高山病の予防
アセタゾラマイド(商品名ダイアモックス)当院では院内処方を行っています。保険適用外。申し込みや予約は特には必要ありません。
