診察時に配布しています
急性疾患時の注意事項
感冒(かぜ)と診断された方へ
【症状】
咳、痰、くしゃみ、鼻汁、咽頭痛、寒気、発熱、倦怠感など
【治療】
漢方薬や、咳止め、解熱鎮痛薬うがい薬などの対症療法が中心です。
細菌感染を疑う場合などでは抗菌薬を併用することがあります。
【療養上の注意点】
十分な睡眠をとりしっかり休養することが大事です。
こまめに経口補水液やスポーツドリンクなどで水分を摂り、食事はお粥やうどんなどの消化の良く温かいものを食べましょう。
咳が出るときはマスクつける、ハンカチで覆うなどせきエチケットを守りましょう。禁煙しましょう。
【注意すべき症状】
下記症状がみられる場合は再度受診して下さい。
・38℃以上の発熱が数日以上持続する
・咽頭痛が強く口を開けにくい、飲み込みにくい
・呼吸が苦しい、ゼーゼーする
・咳が強く胸が痛む、血痰が出る
・咳が数週間持続する
急性胃腸炎と診断された方へ
【症状】
吐き気、嘔吐、食欲低下、腹痛、下痢、発熱、倦怠感、脱水症状(高度になると血圧低下・意識混濁)など
【治療】
整腸剤、脱水に対する輸液、下痢・嘔吐・痛みなどに対する対症療法
【療養上の注意点】
脱水予防のためこまめに水分補給をしましょう。
アルコールや炭酸飲料、コーヒーや紅茶などカフェイン含有飲料は避け、できればOS-1などの電解質を含む経口補水液で水分補給をしましょう。経口補水液は自宅で作ることもできます(水1Lに食塩3gと砂糖40gを混ぜるだけ)。
食事はお粥、うどん、バナナなど軟らかく消化の良いものをゆっくり良く噛んで食べましょう。硬いものや脂肪分の多いもの、アイスなど冷たいもの、味の濃いものや香辛料は控えましょう。禁煙しましょう。
【注意すべき症状】
下記症状がみられる場合は再度受診して下さい。
・発熱、血便(主に細菌感染の場合にみられます)
・腹痛・下痢などが数日以上持続する
・水分を飲んでも吐いてしまい十分に水分補給ができないとき
海外渡航や予防接種についての当院作成資料
※ 必要な方にはPDFファイルをお送りします(メールでのみ対応)
狂犬病の予防(WHO新指針2017より抜粋し翻訳)
予防接種予診票
予防接種予診票(英文)