高山病
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高山病
標高2500~3000mを超える高地に行かれる方には高山病予防薬の服用が推奨されています。
高山病予防薬の処方(保険適応外)
当院ではアセタゾラマイド(商品名 ダイアモックス)の処方を行っています。
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予防のための内服方法
アセタゾラミド 125mg(0.5錠)ずつ1日2回朝夕(または12時間毎)
高地に到着する前日から到着後3日後までの4日間内服します。
アセタゾラミドを内服しても症状が悪化する場合は躊躇せずに高度を下げることも重要です。 -
症状が出た場合の内服方法
アセタゾラミド 250mg(1錠)ずつ1日2回朝夕(または12時間毎)
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料 金
6,600円
診察料、処方料、薬代:アセタゾラミド 250mg 計10錠、消費税を含みます。
標高の高い観光地(当院に受診が多い場所)
- ペルー:マチュピチュ(2430m)、クスコ(3400m)
- ボリビア:ウユニ塩湖(3700m)
- 中国:チベット自治区ラサ(3700m)
- マレーシア:キナバル山登山(4095m)
- フランス:シャモニのケーブルカー終点(3842m)
- 日本:富士山登山(3776m)
急性高山病の症状
- 頭痛、
- 食欲不振、吐き気・嘔吐などの消化器症状。
- 倦怠感・虚脱感、
- めまい・もうろう感、睡眠障害のうち一つ以上を伴う。
手足のむくみを伴うこともある。
具体的には、鎮痛薬の効かない頭痛、嘔吐、まっすぐ歩けない、傾眠傾向、感情鈍麻、回転性めまい等には注意する。
重症では高地脳浮腫、高地肺水腫が起こる。