診療案内
診療案内
当院の診療範囲について
届出標榜科目: 内科、呼吸器内科、感染症内科
〇 内科領域のうち感染症、呼吸器、循環器、代謝内分泌、胃腸疾患、血液疾患などの一次診療(消化管内視鏡、心エコー、CT/MRI、特殊な検査治療は専門医に紹介します)
〇 その他:渡航に関する医療、予防接種
× 神経疾患、膠原病、腎疾患、心療内科や内科以外の外科系などの場合は直接専門医や総合病院に受診することをお奨めします。
当院に受診される方で特に多いのは、
- 急性呼吸器疾患(感冒、咽頭炎、扁桃炎、上気道炎、気管支炎、肺炎)
- 上記に続く遷延性咳嗽=長引く咳 など
- 急性消化器疾患(急性胃炎、感染性腸炎など)
- 生活習慣病(高血圧、糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症など)
- 海外渡航前の予防接種、予防薬などの相談、英文診断書など
一般診療
一般内科
新型コロナ感染症の「診療・検査医療機関」です
現在は一般診療と時間帯で分離中のため必ず電話予約が必要です(完全予約制)。新型コロナウイルスに対する治療薬として、「パキロビット」(発症後5日以内)、「ラゲブリオ」、「ゾコーバ」(発症後3日=72時間以内)の3種類の抗ウイルス薬の処方が可能
内科診療・・・風邪から生活習慣病まで
内科一般、日常の急性疾患の初期診療、生活習慣病の継続的診療を行っています。風邪や胃腸炎、慢性の咳、喘息、高血圧なども多く診ています。症状に応じて専門医や病院・訪問診療医などへ紹介いたします。
胸部レントゲン、白血球/貧血検査、炎症反応などの院内検査は即日、頸動脈エコー・甲状腺エコーも随時可能です。胃や大腸など消化管、腹部超音波、心臓精密検査、頭部CT/MRIなどは病院や専門医と連携します。
呼吸器内科
一般的な呼吸器・肺疾患の初期診療を行います
- 胸部レントゲン撮影、血液検査による炎症反応、呼吸機能検査(スパイロメトリー)は即日可能です。
- 胸部CT検査は近隣医療機関との連携で通常は即日撮影が可能です。
- 難治例や特殊な治療の場合は市内の総合病院呼吸器内科や近隣クリニックの呼吸器内科専門医に紹介します。
- 在宅酸素療法に対応可能です。
- 結核関連検査(喀痰塗抹、喀痰培養、ツベルクリン反応、Tspotなど)も常時可能
扱う範囲は上気道炎、気管支炎、肺炎などとその周辺疾患
なお、近隣の耳鼻科クリニックをお奨めする場合があります
- 普通感冒
- 急性咽頭炎、急性扁桃炎
- 急性副鼻腔炎
- 急性鼻炎
- 急性気管支炎
- 肺炎~細菌性肺炎、ウイルス性肺炎、マイコプラズマ感染
- 間質性肺炎
- 気胸~自然気胸、外傷性気胸、月経随伴性気胸
- 気管支喘息、咳ぜんそく
- 肺結核、結核性胸膜炎、非結核性抗酸菌賞
- 慢性閉塞性肺疾患(COPD)、肺気腫
感染症内科
渡航前の感染症の予防指導やワクチン接種、渡航後の体調不良の1次診療(必要に応じて広島大学病院などの専門医療機関に紹介します。)、もちろん日常の感冒、呼吸器感染症、消化器感染症、尿路感染症などの急性感染症から、結核や非結核性抗酸菌症、など慢性感染も扱っています。
よくある質問
風邪症状があります。熱はないです。今からいってすぐみてもらえますか?
発熱はなくてものどの痛み、鼻水、咳、倦怠感などの風邪症状がある方はお時間、お席をわけております。お電話にて診察可能なお時間をお伝えしておりますので、必ず来院前にお電話にてお問い合わせください。ご予約が一杯なこともありますので事前連絡のない場合、再度来院当日診察できない場合もございます。
診察なしで薬飲み処方してもらうことはできますか?
現在の保険診療制度の中では、医師の診察なしでお薬を処方することは認められておりません。患者さんのお顔を見て、もしくは状況のわかる方にお話を伺ってからお薬を出すことにしております。患者さんの顔色やお話も伺わずにお薬をだすという「診療」には責任がもてません。従いまして、当院では受付で処方箋のみお渡しする「お薬だけ」の診療は行っておりません。定期処方の患者様、風邪症状の再診の患者さまは、オンライン診療で処方も行っておりますのでご希望の場合はお電話にてお問い合わせください。
漢方薬の処方はできますか?
症状によっては処方できます。
胃カメラ、CTの検査はできますか?
当院では検査の機械がございませんので、ご希望の場合は他院へ紹介させていただきます。
ピロリ菌の検査、除菌はできますか?
ピロリ菌の検査はおこなっておりません。そのため除菌も行うことができません。ご希望の場合は消化器内科をご紹介させていただきます。
健康診断はできますか?
当院では健康診断全般行っておりません。
犬(その他動物)にかまれました。予防注射をうてますか?
予防注射はできますが、傷の手当はできません。傷の手当は外科または整形外科に受診をお願いいたします。
美容目的の点滴、注射、処方はできますか?
当院ではおこなっておりません。
資料集
診察時に配布しています
急性疾患時の注意事項
感冒(かぜ)と診断された方へ
【症状】
咳、痰、くしゃみ、鼻汁、咽頭痛、寒気、発熱、倦怠感など
【治療】
漢方薬や、咳止め、解熱鎮痛薬うがい薬などの対症療法が中心です。
細菌感染を疑う場合などでは抗菌薬を併用することがあります。
【療養上の注意点】
十分な睡眠をとりしっかり休養することが大事です。
こまめに経口補水液やスポーツドリンクなどで水分を摂り、食事はお粥やうどんなどの消化の良く温かいものを食べましょう。
咳が出るときはマスクつける、ハンカチで覆うなどせきエチケットを守りましょう。禁煙しましょう。
【注意すべき症状】
下記症状がみられる場合は再度受診して下さい。
・38℃以上の発熱が数日以上持続する
・咽頭痛が強く口を開けにくい、飲み込みにくい
・呼吸が苦しい、ゼーゼーする
・咳が強く胸が痛む、血痰が出る
・咳が数週間持続する
急性胃腸炎と診断された方へ
【症状】
吐き気、嘔吐、食欲低下、腹痛、下痢、発熱、倦怠感、脱水症状(高度になると血圧低下・意識混濁)など
【治療】
整腸剤、脱水に対する輸液、下痢・嘔吐・痛みなどに対する対症療法
【療養上の注意点】
脱水予防のためこまめに水分補給をしましょう。
アルコールや炭酸飲料、コーヒーや紅茶などカフェイン含有飲料は避け、できればOS-1などの電解質を含む経口補水液で水分補給をしましょう。経口補水液は自宅で作ることもできます(水1Lに食塩3gと砂糖40gを混ぜるだけ)。
食事はお粥、うどん、バナナなど軟らかく消化の良いものをゆっくり良く噛んで食べましょう。硬いものや脂肪分の多いもの、アイスなど冷たいもの、味の濃いものや香辛料は控えましょう。禁煙しましょう。
【注意すべき症状】
下記症状がみられる場合は再度受診して下さい。
・発熱、血便(主に細菌感染の場合にみられます)
・腹痛・下痢などが数日以上持続する
・水分を飲んでも吐いてしまい十分に水分補給ができないとき